★情報起業家自身の体験談について
情報起業家は自分の商材を信用してもらうために自分自身の体験談を掲載する人が多い。
大抵はあまりよい状態ではないところ、例えば借金がある、ブログやホームページにアクセスが集まらない、投資がうまくいかない、アフィリエイトで収入がほとんどない、競馬で当たらないなどあまりよくないことから話しが始まります。
なぜかというと問題点を抱えている人が商材を買う可能性が高いので、なるべく共感してもらうことで最後までセールスページを読んでもらおうと思っているのです。
「あぁ、私も投資法で悩んでいる。」とか「私も借金がある。」など、重なるところがあれば心理的に読み進みたくなるものです。
また、あとに続く商材の方法を実践して自分自身が成功した話しとの比較でギャップがあればあるほど、セールスページを見に来た人に訴えかける効果が大きくなるからです。
しかし、ここの内容に関しては販売している情報起業家以外、誰も本当のことはわからないので、好きなように書かれている可能性があることも知っておくべきでしょう。
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情報販売におけるセールスページの罠(2)
★自分の成功例と他人からの推薦文
情報起業家自身のあまりよくない体験談を書くことで、まずはセールスページを読んでいる人に共感を得てもらったあとに、「どん底から●週間で○百万稼ぎました!」など興味を引く起業家自身の成功への道のりなどがどんどん出てきて、セールスに引き込まれてしまいます。
しかしこれだけでは、情報商材を信用してもらいにくいので、さらに推薦文をのせているセールスページがほとんどです。
その中で必ずあると言っていいのが、情報起業で成功している人の推薦文。
理由は、自分自身の体験談だけなら嘘にもとられてしまいますが、実績を出している人の顔写真付きで推薦文があれば、商材の信用度格段にあがります。
それは情報起業家自身の人脈の広さを示すことで、起業家自身の信用度があがるからです。
しかし、そういった実績のある推薦者が実際にその商材を使って結果を出しているわけではなく、読んだだけで推薦文を書いている人がほとんどです。
何も知らない人は、「この人が実践して結果を出しているのであれば間違いない」と信用して購入してしまう可能性があります。
それがこの推薦文を書いてもらう狙いの一つです。
情報販売におけるセールスページの罠(3)
★一般の人の感想・推薦文
情報商材のセールスページには情報起業で成功している人の推薦文の他に一般の人の感想を載せていることがあります。
これは本当に実践した読者からもらった感想をそのまま載せていることが多いでしょう。
しかし、これも欠点があって情報起業家(インフォプレナー)に感想を送ると別特典がもらえる仕組みがあるために、仕方なくその情報商材を持ち上げるような感想を送る場合が考えられます。
または感想をくれたら商材を差し上げますというような「モニター企画」を、メルマガや掲示板などで募集したうえでの感想の可能性もあります。
当然、商材をもらおうと思って感想を書く人は、セールスページに掲載されることもわかっているので、やっぱりいいように書きます。
つまり純粋に感激したり、実践して結果を出した人が自発的に出した感想なのかが問題になってきます。
発売当初の感想は100%モニターや知り合いの感想でしょう。
あと最近では動画や音声による体験談や推薦が増えています。
買う側からしたら情報が多い方がいいので大歓迎でしょうが、情報起業家側から見ると生の声だと真実味がわくので、それで信用度をアップさせて購入を促しているのです。